年間事業方針

 私たちが住み暮らす糸島地域は、糸島の発展を願う多くの市民・各団体が活動・運動を続けてこられ、現在では国内外から注目されるまちへと成長しています。その成長の一方で、時代の変化とともに地域コミュニティの希薄化が進み、人と地域の距離が離れていき同じ地域に住んでいるのに遠い存在になりつつあります。我々、一般社団法人糸島青年会議所(以下、糸島 JC)が糸島地域の人と人とのつながりを基調とした故郷を残していくためにも、地域の遠い存在から身近な人へと変わり、人のつながりを強化し、糸島市民一人ひとりが地域に対する愛郷心を高め、助け合える横のつながりをつくっていくことが必要です。

 まずは、地域を想い、各校区に存在する様々なコミュニティの関係を強化していくために、人と人とがつながる事業を実施し、地域に賑わいをもたらすことで、市民一人ひとりが故郷への意識を醸成する機会とします。そして、地域活動の活性化および問題解決をするために、糸島地域の他団体をはじめ地域の方々と協働し、地域市民をはじめ多くの方々に広報活動を行い事業の参画につなげます。さらに、糸島地域の連帯感を高めるために、地域の方々と同じ目的に挑戦し、地域交流の場を創出することで、地域活性化の一助となるよう努めてまいります。また、第 3 エリア 5LOM のさらなる交流を図るために、2 月度第 3 エリア合同例会に参画し、2024 年度公益社団法人日本青年会議所九州地区福岡ブロック協議会運営の方針や福岡ブロック協議会会長挨拶を拝聴することで、全国大会に対しての副主管 LOM の結束を高めます。そして、防災・減災に対する意識を高めるために、本年度もボランティアセンター設置運営訓練に参画し、災害発生時相互協力協定を結んだ社会福祉法人糸島市社会福祉協議会様と有事の際に迅速かつ対応可能な組織体制を構築します。さらに、6 月度例会では他者の価値観を理解するために、与えられた課題に対し、グループワークを行い共同の目的意識をもつことで、合意形成を図る重要性・具体的なプロセスを学ぶ例会を実施します。

 2024 年度、故郷づくり委員会が中心となり事業を行うことにより、メンバー一人ひとりが糸島地域との架け橋となり、市民の皆様が、地域コミュニティの重要性を再認識することで糸島地域を明るく光り輝かせることができる地域へ変革する一助となるよう邁進して参ります。

 

担当副理事長
仲原 央隆
委員長
菊池 直己
副委員長
井上 竜典
隈元 愛子
委員会メンバー
井上 覚瑛
榎田 芳紀
財前 翔汰
田中 郁哉