年間事業方針
一般社団法人糸島青年会議所(以下、JCI糸島)は永きに亘り時勢に即応した青少年健全育成事業を展開してきました。その人財育成は未来の地域の活発化ひいては、永続的に住みよい地域のために不可欠であります。近年デジタルインフラの進化により情報の豊かさや利便性が向上するにつれ、経験由来のノウハウや意見をもつ機会が減少しています。郷土を明るく豊かな街とするために、多角的な視点で物事を捉え郷土愛をもった未来のリーダーを育成する必要があります。
まずは、活気溢れる持続的な地域とするために、テーマを「あい」とする「糸島塾2023」を開催し、「めぐり逢い」「助け合い」「学び合い」を体験する中で、「郷土愛」を兼ね備えた次世代のリーダーを育成します。そして、開塾式において多くの子供たちの中から「めぐり逢い」ひと夏を共に学びよりよい成長を促すために、子供たちに規律と協調性を身につけていただき、集団行動の重要性と結束力を高めます。さらに、地域の未来を想い描くために、他の地域で「助け合い」のインプットツアーを行い、その地域の魅力や気づきなどに郷土を重ねながら感じていただき、合わせて共生社会に向け相互につくすことで利他の心を養い、様々なことに疑問と危機感を抱き視野を広げていただきます。また、多角的に物事を捉えいただくために、宿泊事業で得た経験と知識を基に他者の意見にも耳を傾け塾生同士研鑚・昇華し「学び合い」の中で、知識を深め価値観を広げていただきます。そして、郷土を牽引する未来のリーダーの郷土愛を醸成するために、糸島塾で学んだことや日常への感謝を伝えることで、自身の意見を伝えることの難しさや達成感を感じていただきます。さらに、帯同するメンバーも理解を深め解釈を広げるために、3月例会をとおし、データを基に世の中を正しくみる習慣を身につけることで、塾生を秩序立てて導くことができる多角的な視野を養います。また、青少年育成事業を遂行するために、7月度例会をとおし、事業全体の周知と根底にある青少年育成の重要性を共有し、LOM一丸となれるよう備えます。そして、多様な価値観に触れ資質の向上を図るために、卒業される先輩方のこれまでの歩みを傾聴し、JCI糸島の財として受け継ぎ他者につくし、感謝の言葉が多く聞こえるLOMへの一助とします。また、糸島地域に対し奉仕を行う団体が協力し明るく住みよいまちとするために、4団体新春祝賀会を企画・運営し、各々の運動を相互扶助の精神で円滑に行えるよう、発展の機会としていただきます。そして、献血離れによる将来の血液不足を防ぐために、献血開催日を広く伝え同じベクトルで主催をサポートできる協力体制を整え、献血意識の向上を図ります。さらに、エリア内の交流と友情の構築を図るために、昨年度JCI糟屋を新たに迎えた第3エリア野球大会を共に構築し、スポーツをとおした親交の場とします。
本年度青少年育成委員会が中心となり、未来の郷土を支える人財を産み出し続けるために、現代の子供たちに多彩な経験と多様な価値観に触れていただける様々な機会を提供し、関わるすべての人が自らを律し解釈を広げることで、地域のバトンが円滑に受け継がれるよう一年間活動して参ります。
担当副理事長 |
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宗 佳弘 |
委員長 |
松﨑 治久 |
副委員長 |
菊池 直己 |
中尾 高明 |
委員会メンバー |
井上 覚瑛 |
井上 智博 |
太田 洋介 |
緒方 孝光 |
金子 隼也 |
隈元 愛子 |
執行 泰宏 |
谷 充智 |
冨田 将史 |
松尾 拓馬 |
吉村 幸剛 |